マーケティング基礎
2020/09/22
かんたんなマーケティング
マーケティングとはそもそもなにか
「マーケティング」とは、さまざまな表現や解釈がありますが、 ひとこと簡単に言えば「売上を増やすための行動の全て」ということでいいと思います。
(他にも考え方は多種多様にありますが、そこはどうでも構いません。)
商品開発もマーケティングの一環ですが、ここでは「新規集客」から「リピート化の仕掛け」など販売促進のための集客全般から営業力販売力強化までを取り上げます。
マーケティングの手順
手順というよりは、項目です。必ずしもこの順番でやる必要はありません。
顧客の分析
競合の分析
自社の分析
お客の種類を理解する(整理する)
これは一つの例なので、自社に合った理解しやすい整理でいいです。
「新規客A」・・・①あなたの店を知らないお客
「新規客B」・・・②知っているが利用しないお客
「既存客A」・・・③あなたのお店を1度は利用したことがあるお客
「既存客B」・・・④頻繁に利用してくれる常連客
①から④まで、当然アプローチが全く違います。
マーケティングの全体感は、
あなたのお店の存在を知らない新規客①の状態から、
常連客④になってもらう、一連の仕組みを作ることです。
そして、最終ゴールは、
必要な売上げをもたらす常連客数を確保し、
常連客が新規客を連れてくる、新規集客のプロセスが不要になる状態を構築することです。
たとえば、
月に300人の来店があれば
平均的単価でも1か月の売り上げが成り立つ場合、
1か月に1度来てくれる常連客を300人確保するのがゴールです。
または、
2カ月に1度来てくれる常連客なら600人確保すればいいわけです。
そして、
常連客は何かの事情で必ず減っていくので、それを補てんする「新規客を常連客が連れてきてくれる(ご紹介)仕掛け・仕組み」を構築すれば、集客にあまり悩まずにそこそこ安定した経営ができるはずです。
新規集客、リピートしてもらい、常連になってもらう、
この流れを意識して全体の作戦を考えることが大事です。
そのためにまずは、顧客についてしっかりと理解することが重要です。
★おすすめの本
表紙に記載されているとおり、世界一やさしい。表現が的確で、とてもわかりやすい。教科書のように参考にしながら、自社のマーケティングを考えるのに役に立ちます。
関連項目